ジブリ大人気映画「千と千尋の神隠し」は公開から20年以上経っても愛され続けています。
この物語は気になる点や謎がいくつもあって、未だに色々な考察が飛び交っているんですよね。
物語の序盤、橋の上でハクと千尋が初めて対面するシーンを覚えていますか?
実はこの時からハクは千尋が誰なのか知っていたのです笑
ハクの正体や千尋との関係性を知りたい方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はハクについて徹底調査してきました!
では、千と千尋の神隠しでハクはなぜ千尋を知っていた?正体は何者で関係性を調査!についてご紹介していきます!
Contents
千と千尋の神隠し|ハクはなぜ千尋を知っていた?
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ハクと千尋が最初に出会うのは、神達が疲れを癒すための湯屋「油屋」がある町の赤い橋の上でしたね!
出会った当初、千尋は「なんなのよアイツ」と言っていたので印象は悪かった気がします笑
実はこの時からハクは千尋のことを知っていたんですよね!
千と千尋の神隠し|ハクが千尋を知っていた理由
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千尋は子供の頃、川に落ちた靴を取ろうして溺れてしまいました。
その時に千尋を助けたのがハクだったのです。
ハクはコハク川に宿る神様で、川に落ちた千尋を助けて浅瀬まで運んであげました。
千尋は昔のことで忘れていましたが、ハクはその時のことをずっと覚えていたのです!
千尋が川で溺れていたのを助けたことを、ちゃんとハクは覚えていたんですね!
千と千尋の神隠し|千尋がハクを忘れていた理由
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幼い頃、千尋は川で溺れていたところをハクに助けてもらいました。
それなのにハクのことを覚えていないのは何故でしょうか?
残念ながら物語の中で何故忘れていたのかが語られることはありませんでした。
それについてはネット上で色々な考察が上がっていますので、個人的に厳選した諸説をご紹介したいと思います!
一つ目は、現実世界で川が埋め立てられてしまった説。
どんな理由かまでは分かりませんが千尋が幼い頃に溺れた川が埋め立てられたことにより、ハクの存在が薄れてしまったのではないかと囁かれています。
ハクが川の神として存在していられるのは川があってこそですので、その川が埋め立てられると力が弱まってしまうと推測されていますね!
二つ目は、湯婆婆の弟子になった代償として記憶が薄れた説。
ハクは湯婆婆の弟子となることで千尋と同じように自分の名前を奪われてしまいました。
名前を奪われてしまうと、自分の本当の名を徐々に忘れていき最後は思い出せなくなってしまいます。
本当の名を忘れていくにつれて、その人に関係する人達の記憶からも自分がいなくなってしまうのではないかという考え方ですね。
ちょっと分かり辛いので例を挙げて考えてみましょう!
湯婆婆に「千尋」という本当の名を奪われて「千」という新しい名を授かりましたね。
千尋という本当の名を徐々に忘れていく中で、千尋の知り合いは徐々に千尋を忘れていきます。
例外として千と関わりのある人達は、「千尋」を「千」と認識しているので、忘れることはありません。
こんな風に考えると辻褄が合うと思います!
余談ですが、千尋が川に溺れていた時にハクに助けてもらったことを思い出した為、ハクは本当の名を思い出すことが出来ました。
三つ目は、父親の仕事の都合で転校を繰り返し純粋に忘れていた説。
幼い頃の記憶なので忙しい日常を過ごすにつれて徐々に忘れていった可能性もありますよね。
普通過ぎてちょっとつまらないですが、あり得ない話ではありません笑
あくまでも予想・考察なので真相は明らかになっていませんが、どの説も納得できる根拠があって面白いですよね笑
個人的には二つ目の説が濃厚だと思います笑
千と千尋の神隠し|ハクの正体は何者で千尋との関係性を調査!
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謎が多いことで有名な作品ですが、最大の謎はハクの正体ですよね笑
油屋では「ハク様」と呼ばれ、他の従業員からも一目置かれる存在でした!
千尋との関係性も非常に気になるポイントだと思います。
千と千尋の神隠し|ハクの正体は何者なの?
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湯婆婆の弟子として油屋で働いているハクですが、謎が多い人物ですよね笑
ハクの第一印象は水干を着た綺麗な顔の少年でした。
ハクの正体は物語の最後の方で明らかになるんですが、千尋が幼い頃に住んでいた町に流れていた川の神です。
コハク川という川の神で、本当の名は「ニギハヤミコハクヌシ」です。
川の神であるハクは湯婆婆の弟子となるために名前を奪われてしまいましたね。
魔法を使ってカエルの時間を停めたり、高速で移動する描写もありましたね!
湯婆婆に弟子入りすることで既にいくつかの魔法を使うことが出来るようになっているみたいです!
最近は「川の神になる前は千尋の兄だったのでは?」という説も浮上していますね!
未だに謎が多いので、色々な考察が飛び交っているのでしょう。
千と千尋の神隠し|千尋との関係性は?
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最初はちょっと険悪な雰囲気でしたが、油屋で最初に千尋の味方をしてくれたのはハクでした。
徐々に心を開いていったハクと千尋ですが、二人の関係性はどのようになっているのでしょうか?
宮崎駿監督は千と千尋の神隠しの音楽を作ってもらう時に、久石譲さんに詩を送りました。
その中の一文にこう書いてあります。
誰かのために生きている私、私のために生きてくれた誰か
幼い頃に川へ落ちた千尋を助け、異世界へ迷い込んだ時も助けてあげたハク。
傷付いたハクの命を助けるために銭婆の家に謝りに行き、ハクの本当の名を思い出すキッカケを作った千尋。
ハクは川の神様で千尋は平凡な女の子、身分の違いはあまりにも大きいですよね。
身分の壁を越えてお互いを思い合える存在、相思相愛の関係だと思います。
まとめ
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いかがでしたか?
千と千尋の神隠しが公開以降、何度もTVで放映されるなどかなりの人気を誇っている映画です。
千尋が油屋で体験した不思議な出来事が、その後の千尋をどう変えたのか気になりますね笑
個人的にはハクと千尋は魂同士が繋がり合っている関係だと解釈しました笑
作品を見ている人に答えを委ねる映画なので、色々な考え方が出来ますね。
以上、千と千尋の神隠しでハクはなぜ千尋を知っていた?正体は何者で関係性を調査でした!
最後までご覧頂き、ありがとうございます!