魔女宅は商標問題で揉めた?ヤマトがスポンサーの理由と裏話を紹介!
魔女の宅急便といえば可愛らしい黒猫のジジが印象深いですよね笑
実は魔女の宅急便を制作する際に商標問題で少し揉めたみたいなんです。
魔女の宅急便のスポンサーにクロネコヤマトことヤマト運輸がいることご存知でしたか?
今回は魔女の宅急便の商標問題、ヤマトがスポンサーの理由などをご説明していきたいと思います。
意外と知られていない裏話もご用意したので最後まで読んでみて下さいね♪
では、魔女宅は商標問題で揉めた?ヤマトがスポンサーの理由と裏話を紹介していきます!
Contents
魔女の宅急便|商標問題でヤマトと揉めた?
出典元:https://gunber.hatenablog.com
大人気ジブリ作品である魔女の宅急便ですが、実は制作段階でヤマト運輸とある問題で揉めていたんです。
揉めると言っても関係が悪化するようなレベルではありません笑
では、詳しく説明していきますね!
魔女の宅急便|「宅急便」はヤマトの商標登録したものだった?
出典元:https://gunber.hatenablog.com
魔女の宅急便でお馴染みの「宅急便」という言葉ですが、ヤマト運輸の商標登録したものだったんです。
商標とは一体何なのかピンとこない方も居るかと思います。
簡単にまとめてみました!
商標って何?
- オリジナルの商品名
- オリジナルのサービス名
- オリジナルのロゴマーク
上記に当てはまるものを商標登録すると、他の人が使用できなくなります。
※一部例外もあります。
ヤマトの「宅急便」はオリジナルのサービス名になるので、②に当てはまりますね!
普通は配送サービスのことを「宅配便」と言いますが、「宅急便」と言っていいのはヤマトだけなんです。
仮に佐川や郵便局が「宅急便」というサービス名を使用してしまうと、商標権侵害としてサービスの差し止めや賠償金が発生してしまいますね。
普通はそう思いますよね笑
これについても詳しく解説していきます♪
魔女の宅急便|商標問題でヤマトと揉めた?
出典元:https://pinterest.jp
ヤマトが商標登録している「宅急便」、これがタイトルに含まれる「魔女の宅急便」は商標権侵害ではないかと疑問に思う方も居るのではないでしょうか?
実際にこの話はそれなりに有名で、ジブリが魔女の宅急便の映画化を発表し完成間近となった時に、ヤマトから商標問題を指摘されて揉めたとか。
角野栄子さんの原作「魔女の宅急便」もアウトで、作者・出版社ともにうっかり商標権を侵害してしまった、なんて話も聞いたことがあります。
そんな噂話が膨れ上がりジブリとヤマトは魔女の宅急便を制作する時に商標問題で揉めたという憶測が浮上した訳ですが・・。
法律上、書籍や映画のタイトルは商標権侵害から除外されます。
魔女の宅急便は原作もジブリの映画も商標権侵害ではありませんし、「宅急便」という言葉を使っても何も問題はありません!
しかし実際にジブリとヤマトが多少揉めたのは本当の話です笑
というのも、現在ジブリ作品は国内外問わず幅広い年代の方に支持されていますが、公開当初の評価はそこまで良くありませんでした。
ジブリ初期の作品「となりのトトロ」や「天空の城ラピュタ」は公開当初は赤字で、ジブリスタジオの存続も危うい状況だったんです。
「魔女の宅急便」も赤字であればジブリの最後の作品になっていたとも言われていますよね。
そんな状況も重なり、もし魔女の宅急便がコケてしまったらヤマトのイメージダウンにも繋がってしまうのではないか?そんな懸念から少し揉めたということがあったようです。
様々な不安がありましたが、実際には当時の興行記録を更新するほどの大ヒットで、ジブリの経営もV字復活したという話ですね笑
聞くところによると「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の配給収入の約3倍以上の配給収入を叩き出したみたいです!
魔女の宅急便|ヤマトがスポンサーの理由と裏話を紹介!
出典元:https://sorteplus.net
ジブリ作品とヤマト運輸の関係性が見えてきましたが、スポンサーになった理由や制作する過程で起こった裏話についても触れていきたいと思います笑
では紹介していきますね!
魔女の宅急便|ヤマトがスポンサーの理由は?
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ジブリが魔女の宅急便の映画化を発表した時に、「宅急便」というワードを使用していることからヤマトと議論をしたそうです。
その議論の末に、共同提携という形で作品のスポンサーになることが決定しました。
実際にどのような議論をしたのかは不明ですが、イメージ問題など様々な問題がありましたからね。
作品に関与した詳しい経緯をヤマトに聞いたところ、「昔のことで社内に記録が無いため明言できない」そのような答えが返ってきたそうです。
魔女の宅急便が公開される時にはヤマトがポスターを作成し宣伝するなど、公開後までジブリ作品の宣伝をしていました。
最初はジブリとヤマトの関係も危ういところがありましたが、現在は良好な様です♪
余談ですが、「耳をすませば」のワンシーンにヤマト運輸のトラックが登場したりと、ちらほら映画にも出演している様ですね!
魔女の宅急便|制作過程で再度ヤマトと揉めた?
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魔女の宅急便の制作過程でヤマトと再度揉めていたという裏話はご存知ですか?
商標問題のことではなく、別のことでも揉めていた様ですね。
魔女の宅急便は宮崎駿さんが監督を務めましたが、元々は片渕須直さんという方が監督を務める予定でした。
宮崎駿さんはプロデューサーとして制作に携わり、若手スタッフが監督をするという方向性で話が進んでいたんです。
片渕須直さんが監督を務めた作品といえば「この世界の片隅に」「アリーテ姫」などが有名ですね。
しかし初監督として抜擢されましたが、スポンサーのヤマトが猛反対。
「宮崎駿監督の作品以外のアニメに出資するつもりはない」
その様なことを言われてしまい、議論の末に片渕須直さんは監督を辞退することを決断しました。
当時20代後半という若さということもあり、経験不足などが不安要素だったのでしょうか?
ヤマトがスポンサーとして参加しなければ、魔女の宅急便の制作自体ができなくなるという経営的にも厳しい状況だったので、いた仕方ないことだったのでしょう。
因みに片渕須直さんは監督を辞退しても演出補として作品に携わっています。
最終的には宮崎駿さんが監督を引き受けることで、ヤマトもスポンサーから降りることなく共同制作したという話でした!
魔女の宅急便|まとめ
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魔女宅は商標問題で揉めた?ヤマトがスポンサーの理由と裏話を紹介!
いかがでしたか?
魔女の宅急便を制作する上でジブリスタジオとヤマト運輸が議論を続けた結果、現在普及されている魔女の宅急便が完成された訳です。
当時経営難だったジブリはヤマトがスポンサーになってくれなければ、一体どうなっていたのでしょうか・・?
ジブリとヤマトは魔女の宅急便の映画制作をキッカケに、今でも良好な関係を築いている様です♪
ジブリ作品をよく観ていると物語の中でヤマト運輸のトラックが登場したりしますよ笑
是非、探してみて下さいね!
では、魔女宅は商標問題で揉めた?ヤマトがスポンサーの理由と裏話を紹介!でした!
最後までご覧頂き、ありがとうございます。